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真実を知ることより自分の信じたいことを探すなら、YESが出るまで引き続けるタロットをしてるんだよ。

【誤算】99%大丈夫と言われた人が断られる1%の理由と解決策


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「本当にすばらしい内容でした。でも、今回は他社(他者)さんにお願いします」


と言われてしまうのは・・・なぜ?



 

自分が選ばれる理由を明確にする



「自分を必要としている人」を明確にしておくことは、何かを始める以前の基本中の基本なのだけど、答えられない人は多い。



たとえば、見た目で選ばれるとするなら、世の中の美人はみんな選ばれているはずです。



ですが、私は30代の時、その逆を目の当たりにしたことがあるので、この定説は覆されました。



ある店の化粧品売場でレジをしていた子は、ニキビ顔でお世辞にも美人とは言えませんでした。



だけど、その店で一番モテてて、お客さんからも人気が高く、よく誘われていました。



ヘアトニックとかシェービングクリームとか、メンズものの売上が全店でトップの理由も、この子のおかげだと店長も絶賛するほどでした。



販売スキルもないし、レジと店内アナウンスくらいしかできないのに、Why?



ある時、「なんでそんなにモテるん?」と聞いてみました。



彼女は、「私は素直さしか取り柄がないから」と即答。



私は「ハッ」とした後、「Why?」という霧が一瞬で晴れました。



私もこの子の好きなところは「素直さ」だったので。



人が思う自分と、自分が思う自分が一緒だからモテる。


そんな当たり前のことに気付かされました。




彼女を男に例えるなら、釣りバカ日誌のハマちゃんのセリフ。



僕はあなたを幸せにする自信はありません。でも僕が幸せになる自信はあります。



「自分を幸せにするのは自分しかいない」と言わんとするこのセリフは、幸せの本質を一言で表していると言えます。



彼女の素直さは、販売スキルはゼロでも、お客さんがリピートしたくなる態度に出ていました。



店に置いてない商品を探しに来たお客さんに対して、「取り寄せできるようにお願いしてみます」と。



モテる彼女は、その場でバイヤーに電話をしました。



店にない商品の単品売りはちょっと・・・と言われた彼女は、お客さんにロットで買ってほしいとお願いしました。



1個500円、1ロット12本入、合計6,000円を、お客さんは喜んで前払いしていました。



後日、お客さんが商品を取りに来た時、他の商品もついでだからと買ってくれていました。



経営の数値的な基本は、「いくら買ってくれるかより、何回来てくれるか」



結局、彼女の素直さは、経営を知らなくても自然にできるように仕向けていたのです。



バイヤーも彼女を大好きだったことが、めんどくさいイレギュラーを動かしたのだと思います。



私は、好きの連鎖はすごい力があるのだと、彼女から学びました。


こうして、自分が選ばれる理由は、自分の取り柄であることが真理です。


※真理:どこへ行っても何があっても、どんな時も一生変わらないもの。




自分の取り柄とは、自分の最たる特徴のことで、何があっても変えようのない本質の部分です。



そのあなたの「取り柄」を、あなたを選ぶ理由にする人は、あなたが昔困っていたことと同じことで困っています。



彼女は昔、あるものを取り寄せてほしいとお願いした店で断られた態度が、ロット販売の対応につながっていると言いました。



「見て無いものは取り寄せるものがないということ。そこわかります?」と言われた横柄な態度が悔しくて、悲しかったそう。



だから、自分が販売する時は、あってもなくても一緒に探してあげたいと思ったと言ってました。



あなたも、あなたを本当に必要としてくれる人は、あなたを選ぶ理由とあなたの取り柄が一致しています。



そして、あなたを本当に大切にしてくれます。



つまり、「困り事」が同じ(もしくは似ている)だから出会う相手です。



だから、どこへ行くにしても、何を始めるにしても、まず、あなたが選ばれる理由を明確にしてから出発する。



それが「起点」です。



 

変えるべき2つの意識



私は、化粧品会社を辞めて何年も経って「経営」を学んだ時、再び「素直さ」という言葉にふれました。



それは、「経営」ができる基本要素は、資金ではないと教えられた時です。



経営のベースは、素直であることと、欠乏欲求(ないからほしい)がないこと。



この2つ。




その上で資金を作る力(ビジネスアイディア・ビジネスモデル・キャッシュポイント等)が要求されます。



つまり、この2つのマインドがないなら、資金があっても(あったのに)潰れるということを学びました。



それと、人を動かす内的動機は、愛か、恐れか、のどちらかしかありません。


つまり、好きだからやるのか?恐いからやるのか?の二択しかないんですね。


なので、現状を好転させたい時は、好きだからやる、恐いからやらない、に意識を向けてください。



意識を向ける時の動作は、繰り返し何度も見ることです。



愛からの行為は「ギブ」になるけど、恐れからの行為は「奪う・襲う」結果にしかなりません。



饒舌な人ほど不誠実というけど、それは劣等感を隠す手段が「饒舌」であれば、あながちハズレていないと思います。



恐れからの行為は最後、逃げる人生しか道はなくなります。


だから、恐いならやらない(言わない)ほうがいいのです。




こうして、自分が選ばれる理由は、


意識の向き「素直であること・欠乏欲求のないこと」「愛か?恐れか?」


で経営の行方は7割がた決まっています。



人生と経営は同じですね。



どう生きたいか?(経)


そのためにどう生きるか?(営)



山本真弓

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