【現実創造】思考が現実になる人がしている些細なこと
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思考が現実になる人は「最初の一歩」が違います
「100人中5人しか思考は現実にならない >」というところでお話した通り、所詮「5:30:65」の現実は、何をしようが変えようがないから、「思考は現実化するのはウソ」と言えば、そうでもないんです。
そのカラクリはこうです。
「思考は現実化する」ことを本気で信じ切って頑張っている人が、まず、主体的に100人のグループに入ってきます。
その100人の属性の外側には、何をやっても無駄、いまさらと思っている1万人の「諦めた属性」がいます。
つまり、1万人の「諦めた属性」にいても思考は現実化しないということです。
月100万ほしいなら、月100万の仕事をしている人がいる環境に自分から行かなければ何も変わらないのは、どこに行こうが変わりません。
もうおわかりだと思いますが、
結局、何を習おうが、何を実践しようが、セルフイメージが変わらないなら、成果は出ないんですね。
で、セミナーとか講座をしている有名な人たちも基本同じで、彼らは、5:30:65の割合を引き上げるのは非常に難しいことをわかってやっています。
100人のうちの5人を、6~7人に上げるのは、どれだけ有名な人でもすごく難しいのですが、1万人の中にいるボンヤリしている人を「だから頑張ろう」と思わせ、100人の中に入れることはさほど難しくないんですね。
何をやっても無駄、いまさらと思っている諦め族を、「やればできる」と思っている100人の属性に引き上げてくると、100人を200人・・・300人に増やせて、思考が現実化できる人も、10人、15人と増えていきます。
つまり、分母を増やせば、結果的に分子も増えていくということです。
政治は何をやっても無駄だとか、投票に行っても無意味と思っている人も、これとまったく同じ構造です。
結局、政治に関心がある人が集まっても、やっぱりケンカばかりしているので、その中で優秀な人はごく僅かだし、ほとんどの人間は足の引っ張り合いをしているだけに見えます。
でも、政治にまったく関心のない層が、関心があるところへ移ることによって、政治について考える人の基本レベルが上がることだけは確かです。
最近特に増えた、芸能人が政治家になる風潮は、政治に関心を持ってもらう政党の目論見もあるんですね。
だから、思考が現実化するのは、本当でもあるし、ウソでもあると言えるのは、個人の思考レベルが違うからです。
でも、「~したい」といった夢よりも、数値化できる目標とか、いつまでにどうするといった具体的な目標を持っている人のほうが、5人、30人の中に入る確率が高いのは、5:30:65の仕組み(冷たい統計値)があるからです。
「したい」と思っているだけで、ボンヤリしている1万人の中でくすぶり続けるより、「する」という意思をもっている100人の中に入っていったほうが、可能性があるのです。
要は、
サイコロを振って負ける人と、サイコロも振らずに人生が終わってしまう人なら、どっちを選ぶかなんですよ。
自分から100人の中に飛び込めば、自動でサイコロを振る権利が与えられて、手動で5人か30人を目指せる特権が与えられるわけですね。
こうして、思考が現実になる人は、今の環境を飛び出して、自分が目指す目標を既に達成している人や、達成しつつある人がいる環境に飛び込んでいます。
1万人の人は、現状のまま学んだことをインプットしてるだけなんですね。
当然、何も変わらない状態で、時間とインプットしたことと、費用だけが増えていくので、理想は現実になりません。
飛び出せない原因は、多くの場合、自己卑下、自己嫌悪、嫉妬等、自分の中にある「ありのままのネガティブな自分」です。
「私を哀れな目で見ないで」等の自己重要感を守っているから、環境を変えることができないんですね。
でも、実際、自分が嫉妬する世界に飛び込んで見るとわかることがあります。
あなたが嫉妬している世界にいる人たちは、あなたを尊敬の目で見ているし、あなたが安心だと思っている世界は、あなたが見下している人から見下されているはずですよ。
あなたが嫉妬している部分は、あなたがやればできることをやっていないからこそ抱く感情です。
お互いの強みを使って成果をつかんでいくのが真実ですよ。
山本真弓