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真実を知ることより自分の信じたいことを探すなら、YESが出るまで引き続けるタロットをしてるんだよ。

【業種の盲点】何かに成りたくて成った人はいない


Doctor Who Eleventh Doctor BBC Matt Smith
あなたは誰を幸せにできるのか?

※画像:Doctor Who・Eleventh Doctor・BBCテレビ・Matt Smith/ライセンス:DMCA/出典:Wallpaperbetter






※Doctor Who:1963年から続く世界最長の人気SFテレビドラマシリーズ



 

自分を見ているうちはなりたいものになれない




「Doctor Who」の主人公は不老不死、危機に瀕すると外見を変えることができるので、見た目の年齢も性別も、過去11代とも違います。



10代目までは男、11代目は女になっています。



どうして「成れるのか?」というと、世界最長の大人気ドラマだからですね。


初回から数話のうち、一定の人が見てくれたら、やる意味ができます。


そして、1人の人が毎回見てくれるか?で「やる価値」が生まれます。



つまり、反応でやる意味ができた後、リピートの数が「やる価値」になるわけですね。


その「リピートの数」は、それを必要としている人の数のことです。




だから、価値とは、あなたを必要としている人の数のことです。




100人が1回見るより、1人が100回見てくれるほうが、同じ100回でも「それを必要としてくれている人」は、100回見てくれた1人の人です。




それはその人にとって、価値があるから見続けてくれているんですよね。



ということは、100人に1回ずつ見てもらうより、100回見てくれる「1人」を増やしたほうが価値は上がりますよね。




という前フリで、本題にいきたいと思います。




退職、転職、出世、起業、減益、低迷、停滞、改革などを自覚するポイントをターニングポイントとするなら、自分はどうすべきか?という選択に悩むポイントと言い換えることができます。




ターニングポイントで、自分の好きなことや、やりたいことを基準に考えること自体は間違いではないんです。


でも、ネイルが好きだから(やりたいから)、「ネイリストに成る」と考えてしまうと、ネイリストに【成れない】のです。



売上に悩む社長が、お客さんの求めるものを売っていないことに気づけないのは、自分が売上を求めているから、社長に【成れない】のです。



見ているのは、ターゲットではなく売上という数字だからです。



つまり、ネイリストに成りたい人が成れない理由と、お金持ちに成りたい人が成れない理由と、社長に成りたい人が成れない理由と、出世したい人が出世できない理由は全部同じです。




「自分を見ている」から。




知識やスキルがすごいとか、そういう個人資産的なことじゃなくて、「成れない」根本的な問題は、ターゲットから見て、あなたが何者なのか?ひと目でわかるポジショニングができていないために、他者に知られていないからです。




自分を見ているからポジショニングができないんですね。



そもそも、雇用、被雇用、起業、副業、ごっこに関係なく、自分のターゲットが誰かわからないのに、あれに成りたい、これに成りたいという人がほとんどです。



弁護士も税理士も会計士もコンサルも士業という「業種」だし、デザイナーもショップオーナーも料理人も、サービス業という「業種」です。



業種に成りたいからスキルを磨いて資格をとっても、クライアントやお客さんが継続して、かつ、増えていないなら、それらに成っていないということです。



業種の最大の盲点は、「自分が倒れたらおしまい」ということなんですけど、自分が倒れたらおしまいになるのは、売り切れ商品しかないからです。


売り切れ商品しか作れないのは、自分を見ているからです。



つまり、業種の最大の盲点は、自分を見ているから売れなくなるということです。




結局、成るためには、経営やマーケティング、営業を覚えて、業種を業態化にすることでしか実現しません。



で、そもそも「成る」というのは、経営の土台を作る3つから始まります。



  1. 自分が本当にやりたいことは何か

  2. 自分が当たり前にできる得意なことは何か

  3. 誰が自分を必要としているか




あなたが思う自分と、他者が思うあなたが完全一致した状態が「成った」です。







そして、3つを掛け合わせてわかるのが「あなたが幸せにできる人」です。




つまり、本当にやりたいことを得意なやり方でやることで、自分を必要としている人を幸せにできている状態が、「成った」ということです。




結婚相手を決める時でも同じことです。



だから、最初は「売ること」じゃなくて、あなたを必要としている「あなたのことをまだ知らない人」に、あなたの存在に気づいてもらうことなんですね。




あなたの存在に気づいてもらう順番は、


  1. セルフイメージを変える(成る→成れない)

  2. 成約を取る(ブランディングできていたら自然に向こうから連絡が入る)

  3. 集客をする(成約が取れると口コミが広がるから集客しなくてよくなる)




結局、集客しなければ売れないなら、業種ビジネスをしているということですね。


だから終わりが見えているモノを経費をかけて売っているだけになります。


今月の目標を達成しても、来月またゼロからスタートする営業とかですね。



で、この順番を間違えたり、1個でも飛ばしたらうまくいきません。







こうして、自分が何かに成ることを考えていたら、自分を評価してほしい相手が誰か、自分から見えなくなるんですね。




自分を見ていたら相手が見えないのは当たり前ですよね。



何かに成りたいなら、他者を見ないといけません。



人は、何かに成りたくて成った人はいません。



「まったくいない」ではなくて、「ほとんどいない」という意味です。



声に出してそれを実行する人は「いない」ということです。



成ったかどうかは、他人が決めることだからです。




だから、本当にやりたいことを、当たり前にできる得意なやり方でやっている自分を、他者に評価してもらうことが一番重要なんですね。




そのために、あなたの存在を見つけやすくしておかないといけません。


それは、あなたに没頭できるものがあるか?が重要になってきます。


没頭できるものは、あなたの情熱が見える化されたものですから、その情熱が自分を突き動かし、続けさせてくれる原動力なんですね。



 

まとめ



自分を見ているうちは、成りたいものに成れない




原因


  • 業種の最大の盲点は、自分が倒れたらおしまいになること

  • 自分が倒れたらおしまいになるのは、売り切れ商品しか作れないから

  • 売り切れ商品しか作れないのは、自分を見ているから




解決策


  • 本当にやりたいことを、当たり前にできる得意なやり方でやっている自分を、他者に評価してもらうことが重要

  • 自分を知らない人に、存在に気づいてもらうことがもっと重要

  • 自分が思う自分と、他者が思う自分を完全一致させることがさらに重要

  • 経営の土台を作る3つを明確にする


  1. 自分が本当にやりたいことは何か

  2. 自分が当たり前にできる得意なことは何か

  3. 誰が自分を必要としているか


  • 没頭できるものは何かを明確にして情熱を引き出す







何でもできる人を人は選びません。


多芸は無芸ですから。



山本真弓

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