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真実を知ることより自分の信じたいことを探すなら、YESが出るまで引き続けるタロットをしてるんだよ。

【ブランドストーリー】 " 不易流行 "から生まれたブランド・詩音リーディング



前 章 「現実はニ度創られる」



一度目は、頭の中で。


詩音リーディングは、読み物としての価値しかない知識に魂を吹き込み、智慧にするために立ち上げた、ブランド経営専門のマーケティング支援事業です。



具体的には、本来ある自分の価値で創る世界観と、アイディアで創る高付加価値を強いブランドにするために、ユーザーを育て、ヘビーユーザーに押し上げていく思考活動そのものを指します。




二度目は、行動で。


頭の中で解決したことを行動に移すと、望んだ通りになったり、少し違ったり、いずれにしても、なにがしの結果はでます。



じゃ、何が頭の中で解決したのでしょうか?



相談したいことは、すでに自分の中で答えは決まっているので、その答えに背中を押す言葉がわかったということが解決したのです。



その自分の求める言葉を検索窓に入れて、エンターを押すと、ドンピシャな人や会社の商品、サービスがたくさんでてきます。



そして、思うのです。


私が求めていたのはコレだ、と。


たとえば、「復縁」で検索する人は、うまくいかないという検索結果は信じないでしょう。


そういう人は、気が済むまで「復縁する方法」をジプシーするのです。



それよりも問題は、自分の理想がわからないことです。


なぜそれ以外ダメなのか?という問いに答えられる人は、相談しないですからね。


それ以外ダメな理由なんて本来ないのだけど、「コレ以外で幸せになってはいけない」と思っている人は、コレ以外で幸せになってはいけない理由を探す自分に気づいていません。



頭で解決した答えが間違っていれば、当然、行動は間違いを繰り返します。



 

ブランドストーリー「詩音リーディングを誕生させた " 不易流行 "という生き方」



山本真弓 詩音リーディング 不易流行 ブランドストーリー


1. 百年後も生きるマーケティング技術「不易」



略歴 でお伝えしたのですが、経営を学んだ私は、確かに収益を得るようになりました。


その私は、購買意欲を煽るマーケティングをやめて5年になります。


収益を得ても、満足感がないのはなぜかがわからず、しばらく自分探しに陥りました。


出口の見えない迷路をさまよっているときに出会った言葉が、「不易流行」でした。


「不易」とは、売り手が売りたいものを、消費者に買いたいと思わせるマーケティングテクニックではありませんでした。



消費者が自分の真実に気づけるよう導くために提供する普遍的な解決手段だったのです。



たとえば、掃除機がほしい人は、清潔な環境がほしいし、清潔な環境がほしいのは、気持ちいい感情がほしい。


つまり、掃除機を求める真実は、気持ちよさ(快適さ)です。



気持ちよさを実現するのは、音のうるさい掃除機より、電気代もいらない箒と拭き掃除が一番なのはわかっていても、めんどくさいから掃除機で我慢しようと思うわけです。



ということは、本当にほしいものは、掃除機じゃないということを提供者が理解しておかなければ、新しい掃除機のアイディアしか考えつかなくなります。


気持ちよさを実現するために解決すべき問題がめんどくさいことなら、めんどくさいを解決するものは、最新技術以外に楽しさもあります。


最新技術は、大衆化すれば次の最新が生まれるのでキリがないけど、楽しさなら大衆化しませんね。


自分の楽しさは他と比べられない個人的な心の欲求だからです。



時間的価値を求める人に、楽しさの価値を勧めても響かないので、当然、ターゲットの絞り込みは必要ですけどね。



こうして、どんな問題も解決するパターンは100年前から変わっていないのに、売る手段ばかり増えているのが「今」です。



だから、あなたが買う側で、自分の本当にほしいもの(理想)がわからないなら、ほしいものか、必要なものかを見極めるために、買う前にこう自問してみてください。



れを買って消費した後、何が残るの?



 

2.ほしいものを消費したら残らない、必要なものを消費したら残るものが増える



暗黒時代、パソコンがなかった私に、パート先のチーフが段ボールでキーボードを作ってくれた体験を、私は今、自分の生徒さんの子供に同じことをしています(不易)



不易流行 欲しいものと必要なものは違う


ほしいものと、必要なものは違うことが多いことを、消費者に教えるのは提供者側の使命だと思います。



何かを持っているときはみんなチヤホヤしてくれる。

でも、本当の友達っていうのは、不便の中(不便益)にいる。

困ったときに助けてくれる人が誰かわかるんだ。



私はみんなにそう伝えています。



人はモノがほしいのではなく、そのモノで体験して得たい心の欲求(潜在価値)を満たしたいのです。



本当に絵を描きたい人は、キャンパスや色鉛筆がなくても、広告の裏や鉛筆でも描きます。


なければ描けないと思うなら、それは、絵を描きたいのではなく、「絵を描ける自分に見られたい」という、承認欲求の罠にハマっているのです。



幸せになりたいのではなく、幸せに見られたい、それが承認欲求ですから。



こうして、ほしいものは得たとしても消費したら残るものはなく、必要なものは、使えば使うほど財産となって残り続けます。



だから、できない理由があるときは、こう自問してみてください。



なくてもできることは何?



 

3. ポータブルスキルとブランディング



2014年、アメリカ企業のオファで時宜を得た私は、渡米を果たしました。


でも、それは、私が求める本当の幸せではありませんでした。



スキルが高いことと、人に慕われる(可愛がられる)ことは、まったく別物だというのを目の当たりにしたとき、絶望に苛まれました。(不易)



ある市場で高いスキルも、世界から見れば趣味程度にしか見られないのです。



疎外感を得た私は、現場で気づきにくいところに気を配りました。


何でもいいから出番がほしかったからです。



言語能力より、非言語能力の重要性を学びました。(不易)



人より優れたスキルよりも、人の気づきにくいところに気づく機転のほうがよっぽど重要だと知りました。(不易)



一般的に言うブランディングは、相手にポジティブな印象を与えてファンになってもらうことだと言われるように、当然、売上には直結しません。



ファンでも熱狂的ファンにならない限り、ほとんど行動に移してくれないのです。



売上に直結しないブランディングも集客コストはかかるので、中小企業やフリーランスにとっては、いつ成果が出るともわからないことに使う経費は、すぐに行き詰まります。



ですが、人の心を動かすブランドは、ブランド自体が相手の内的衝動を喚起します。


だから、相手は、こちらの声かけに応えてくれるのです。(不易)



リーダーがほしい存在は、こうした「成果につながる行動をし続けてくれる人」ではないでしょうか?



自分の代わりはいくらでもいますが、人の心を動かす力は、ウィスキーや日本酒みたいに、自然(原理原則)の元、自分でジブンを熟成させない限り身につかないものです。(不易)



そのため、心理学のテクニックは、何回もやれば通用しなくなり、どんどん我流の心理学が生まれているので、私は哲学や仏教を今も学び続けています。



 

4. 逆境が試す自分の真価



若い時、大人に助けてもらい、引き上げられて今の自分がある。


などという経験が私にはありません。



基本的に困ってる時は、誰も助けてくれなかったし、それが当たり前だと思って生きてきました。



けれど、困ってる人がいたら助けます。


だいたい裏切られたけど、本気が見えたら本気で力は貸します。



子供の時に見たダサい大人が嫌だったから、大人になってもその先入観のせいで、ダサい人に出会い続けてきました。



そして、「かっこいい」と思われる自分を求めました。


本末転倒の生き方をしているのは私自身だったから、裏切られただけなのです。



こんな世界にいるのは自分だと気づいたとき、人を助けることがどういうことか、やっとわかったことがあります。




見せるために頑張っていたら、見えるところしか頑張れなくなる。




どう見られるかと、どう思われるかは、根本的に集まる人が変わりました。



私が、サンクコストバイアス に陥ったように、思考は放棄しなければ、自分の間違いに気づけないのです。



当然、学んだり、収集した知識やノウハウの通り行動しても結果は出ないので、私は自分の棚卸しからやり直しました。


強みがわかり、強みにつける価値がわかり、専門性がわかり、ターゲットがわかりました。


自分が繰り返す問題のパターンもわかり、解決策もわかり、備えができるようになりました。




 

5. 詩音リーディングの根幹にある「不易流行」




自分が今まで信じてきたことを、真っ向から否定するジブンを納得させる。


自分に納得させられたジブンが他人に共感された時、今までの古い思考がアップデートすることを「メタ認知」といいます。



自分の好きなものに対して、「そんなもんのどこがいいの?」と自分で否定してみてください。


自分の売りたいものに対して、「そんなもん誰が買うの?」と自分で否定してみてください。


否定するジブンを、自分が具体的に納得させられるなら、あなたを求める市場はあるということです。



自分でジブンを具体的に納得させるために、まずやってみる。


やったことに対する反応を見る。



誰かが2回も3回も使ってくれるなら、あなたのやっていることはやる意味ができます。


その後で、その誰かの心を動かし、その人が行動したなら、あなたのやっていることはやる価値ができます。



物事は、やる意味のあるところにやる価値が生まれるのです。




アップデートされた自分(不易)は、今までとは違うジブンが仲間入りしたということ(流行)ですから、自分の価値がなくなったわけではありません。



「不易流行」とは、古いものを大切にしつつ新しいものを外から取り入れることです。


今までの自分を大切にしつつ生まれた新しい自分(新人)なのです。




経験を積んだ今までの自分「不易」を大切にしながら、新しいジブン「流行」を外から取り入れることで、人生も仕事も180度変わり、外の目のおかげで魔が差す心配もありません。





詩音リーディング 代表 山本真弓

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