【逆転思考】試練は、ハードルを下げてから越える
本来ならスラスラ越えられるはずのハードルを、わざと高くしている。
それが「試練」の持つ意味です。
わざと高くしてしまうのは、チャレンジへの恐れがあるからです。
できることをやらずに、無理なことをあえて選んでやろうとしている。
それが「試練」という現実が教えてくれています。
試練の時、無意識では「挑戦しなくてもいい無理なこと」を求めているということです。
それを「できない理由」にしているから、試練になるのです。
もちろん、古い問題を解決するには、強い意志と行動力が必要ですが、半端に慣れていないことに手を出すと状況は悪化するだけです。
それに、人間はみんな最低限必要な資源は既にもっています。
だから、新たに何かを掴みにいくんじゃなくて、既に持っているものを組み合わせたり、活用するだけでいいのです。
一番好きなことはなんですか?(情熱)
当たり前にできることはなんですか?(才能)
それらを誰に一番喜んでもらいたいですか?(人)
何があろうともやり遂げたいことはなんですか?(使命)
最低限必要な資源は、たったこれだけなんです。
自分の力量(キャパ)をちゃんと見極めて、今できることをやること。
今ある力を出し切っていないから試練になるので、新しい力はいりません。
出し惜しみしてることがあるから試練になるのです。
身の丈に合った環境(立地・場所・集団等)にいますか?
身の丈に合ったものを、より良く見える工夫をしていますか?
自分の身の丈より上の尊敬に値する人と付き合っていますか?(ココ重要)
越えなくてもいいハードルをわざわざ用意しなければ試練など起こらない。
中途半端なことは、やめてしまうか、やり切るかして、終わってから次に行こう。
山本真弓