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真実を知ることより自分の信じたいことを探すなら、YESが出るまで引き続けるタロットをしてるんだよ。

【課題の分離】悩むのはやらないため、問題が解決しないのは問題が違うため


AraGüler フォトジャーナリスト トルコ 絵のような町 フォトジェニック シネマティック レトロ ノスタルジー 路面電車 哀愁
逆を言えば、チャンスは努力している者に与えられる偶然

※画像:AraGüler・フォトジャーナリスト・トルコの目・イスタンブール/ライセンス:DMCA/出典:Wallpaperbetter




目次



 

悩みの原理原則



「やりたいことがあるけど、やれないこと」


じゃなくて、



本当はやりたくないことを、

やらなくてもいいように、

わざわざ困難や障害を持ち出してきたり、

わざわざ自分を忙しくしたり、

わざわざ自分を可哀想にしたり、

わざわざ自己否定したり、

わざわざ変えられないことを変えるフリをしたり、

わざわざ変える気のないことを変えるフリをしたり、

わざわざ他人の問題を自分の問題にしている。



それらが「悩みの原理原則」です。




悩みの原理は、


やりたいと思ってる奥で、本当はやりたいくない、と思っていること。



悩みの原則は、


できない正当な理由になることを、わざわざ持ち出してくることです。




たとえば、子供の成績が悪くて悩んでるとか、子供の交友関係に悩んでるとかは、悩みの原則の部分ですね。



自分がやりたいと思いながら、実はやりたくないと思っている何かがあるのが、原理の部分です。



原理と原則をつなげると、「自分のやりたくないことを、やらなくていい正当な理由が、子供のことで悩む自分」ということです。



子供のことじゃなくても、同僚でも、近所の人でも、通勤時間でも、理由は何でも同じです。




悩むメリットは、「やらなくていい理由になる」です。


自分に避けたい何かがあるから、いろんなことを理由にして、避け続けているということ。









私もこの原理原則を知った時は、ショックで自分に絶望しました。



私の場合は、自分でやれば成果の出ることを、あえて相手にやらせることで「自分はやらなくていい理由」にしていたんです。



それを自覚した時は、頭がクラクラしました(笑)



表面的には、相手に成果を出させたいって思っていたので、いいことをしている自分に微塵の疑いもありませんでした。




そもそも「いい人に見られたい私」が、成果を取りこぼす替わりに、手柄を相手に譲ろうとしてる「いい人の私」を実現してるわけです。




私が自分でやらなかったのは、うまくいかなかった時、自分がどう見られるかを恐れていただけなんですね(これを自覚した時もショックで倒れそうでした)




子供のことで悩んでる人も、お金がないことで悩んでる人も同じですよ。


自分が何かを避けるために、その悩みを持ってくるんです。



こうして悩む人は、悩んでることは違っても、全員同じことをやらかしています。




わざわざ頼まれもしない仕事や、家事や、育児や、雑用や、ママ友のグループや、なんだかんだと自分を忙しくしたり、わざわざ自己肯定感が低いと言ってみたり、わざわざ子どもや旦那の問題の話を24時間365日し続けたりします。




こうして悩みがあるうちは、何も進まないんですね。


いえ、正確に言えば、何も進めなくていいから、悩むんです。


子供が~、上司が~、あの人が~って悩んでいたら、やらなくていいから。




だから、悩む人が一番にやるべきことは、



  1. 「やりたいのにできないと思ってることは何か?」を書き出す。

  2. 次に「できない」を、「やりたくない」に置き換えて読み返す。

  3. 次に「どうしてやりたくないんだろう?」の答えを書き出す。




こうして、それをやってしまうと、どんな怖いことが起きると思っているか?



自分が怯えていることを、まず自覚して、ショックを受けて、自分に絶望することが一番大切なんですね。



自分が今まで信じてきたことは、実は間違いだったと認めることが一番重要です。



だけど、これができる人って、むちゃくちゃ少ないというのも事実です。




なぜなら、人間は自己重要感が大切なので、恥をかきたくないからです。




本当に良きパートナーに出会って、良き仕事に恵まれて、良きチームワークの中で、自分のキャリアなり、今より幸せを増やしたり、達成したい目標のある「悩む人」に、私ができることは、たったひとつしかありません。



あなたに、自分の恐れているものは何か?に気付いてもらうこと。


悩んでるいうちは、私はあなたをシカトし続けることしか出来ません。


なぜなら、あなたが恐れていることは、実際起こらないからです。







 

問題の原理原則




今、目の前にある問題は、あなたが本来向き合うべき問題から目をそらすために起きているにすぎない。




別の言い方をすると、今目の前にある問題が示すものは、あなたが本当に解決すべき問題が別にあるということです。




たとえば、就活で連続不採用だった場合、解決すべきは、パートナーシップか、パートナーのことです。



試験に連続で不合格だった時、目的をまちがっていないか?誰かのために合格しようとしていないか?妥協で選んでいないか?



その人との関係で我慢している何かがあるのなら、悩みの原理原則と同じ、やりたいことをしなくてもいいように、不合格になるということです。



あくまでもこれは事例ですけど。



問題の原因のほとんどは、コミュ不全によるものなので、自分の思うような展開にならないなら、コミュに問題がある場合がほとんどです。



子供や、自分以外の誰かのことで悩んでいる場合、あなたが本当に解決すべき問題(仕事、パートナーシップ、パートナー等)が未解決だということです。




これが、アドラーの言う「課題の分離」です。


The separation of tasks(課題の分離)




自分の問題と、それ以外の問題を分けて考えられない場合、相手の問題を自分の問題にすり替えてしまうことで、本来解決すべき自分の問題を解決しない理由にしてしまいます。




○○だからできない




という、一見、正当な理由で周囲を納得させることができる「断る理由」は、裏を返せば「やらなくてもいい言い訳」です。



だから本音は「やりたいくない」ということですね。




問題のすり替えは、「できない理由」を作るもとですから、そうすると自分が振り回される人生を送ることになります。




人間は、できることや本当にやりたいことしか結果を出せないし、それも逃げる手段にしている時の結果は出ないので、「なぜそれをするのか?」という動機をハッキリさせてから行動することが大事ですね。





山本真弓

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