【35歳からの占いは知者不惑】占いを信じない私が、タロットや数秘術ができる理由
私は、霊視や除霊、遠隔ヒーリング等は、人生の選択肢にありません。
そのため、宇宙とか、エネルギーとか、オーラとか、念とか憑依とか、抽象的なものを具体的にかつ、論理的に説明できないものは一切信じておりません。
そのことは、見えない系をライフスタイルにする方を否定する意味ではありません。
逆に、江原啓之さんのお考えや生き方を尊敬しておりますし、パワーストーンをアクセサリーにすることもあります。
アロマもお香も全肯定している私は、部屋の空調に取り入れています。
特定の宗教的、スピリチュアル的な世界も自認しています。
その手段に音の鳴るものや、石、煙、炎、お祓いなどが有効であることも理解しております。
ですので、私が見えない霊的な世界を選択しないのは、私には見えないからです。
仮に見えたとしても、どうやっても証拠を見せることができないからです。
相手を信じ込ませることは、長年哲学と向き合っている私にもできますが、それをしたところで誰も幸せにならない確信があります。
特に、波動修正などは、効果の再現性や持続性が低く、効く人と効かない人がいるのは、未練や後悔、無念さへの執着の度合いと、素直さが違うためです。
ですので、霊的な力を求める方が、論理的思考を主眼とした私の記事を読まれても、価値観のズレを感じた時、嫌悪感が残ることをご理解ください。
占いを信じない私が、タロットや数秘術ができる理由
私は、誰がやっても同じ結果になる再現性の高いものを人生に取り入れているので、執着の強さや、固定観念、性格に影響を受けない技術を提供しています。
そのひとつが、タロットや数秘術の【理論】になります。
タロットや数秘術の理論が、プロでなくても素人がやっても納得の行く結果を出すのは、数字や絵の意味は普遍的で変わらないからです。
事実、タロットの歴史やピタゴラスの定理は、100年前と変わっていません。
ですので、原則は、誰がやっても自分の深層で考えているそのままのことが、カードや数字の持つ意味に表れます。
やる人によって答えが違うのは、やる人が意味を読めないのか?
やる人の主観で答えているのか?
依頼する人の質問が正確に伝わっていないのか?
結局、タロットリーダーと依頼者の相性の問題だと思います。
タロットは、当たるとか当たらないとかではなく、絵の意味を読むので、その人に何があってこうなったのか?というストーリーが見えるということです。
悪い状況でも、いい状況でも、このままだったらどうなるか?は、依頼者自身がわかっているので、カードや数字の意味は、それを見抜くだけでしかなく、ハズレはありません。
何をどうすればいいか?は、いくつかのアドバイスが表れます。
依頼者がその方法が嫌なら、別の選択肢を提示することもできます。
なぜなら、目的はひとつでも、手段は無限にあるからです。
ですが、仮に「自分の考え以外で幸せになってはいけない」という選択をするならば、タロットも数秘術も、霊視もやらなくていいのです。
自分のほしい答えを外側に求めるということは、自分のほしい答えはすでに持っているということに気づいていただきたいのです。
自分のほしい答えがわかっているなら、その答えを愛されたい人から得るために「今の自分は何をすべきか?」を表すのがタロットや数秘の役目なのです。
自分のほしい答えをタロットリーダーに求めるということは、愛されたい人から「愛されない結果」を引き受けなければならないということになります。
いわゆる「アゲ鑑定」を求めると、愛されたい人に愛されない結果を選んでいるということです。
「サゲ鑑定」も、褒めるか?脅すか?の違いだけで、愛されない結果は同じです。
自分のほしい答えを外に求めることも、自分の考え以外で幸せになってはいけないことも、人生の目的が「愛されないため」になってしまっています。
愛されないために生きることは、本当に心から願っていることですか?
愛されたい人と、愛されたい目的を間違えていたら、タロットも数秘も本末転倒になってしまいます。
【知者不惑】
知恵のある人は判断に迷うことがない。
誰になんと言われようがやってしまえ。
知者は惑わず、
仁者は憂えず、
勇者はおそれず
と心得るべし。
山本真弓
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