最後の1人になるブランド戦略思考

得たものが残り、与えたものが増えない最悪の出会いは、自分自身がテイカーである可能性が高いのです。

私が鈴木君に言えない事を、全部、鈴木君が言ってくれていたのだ。人の口を借りて言えないことを言う。鈴木君を責めているのは、他人を責める鈴木君自身。そういう人は必ずといっていいほど厳しい現実を味わうし、現に鈴木君は厳しい局面にあり、あぁ、これがテイカーの末路なのかと。

かくいう私の観念も、オードリー・ヘップバーンに洗脳され、その通り行動し、腑に落ちた結果、信念に変わったにすぎない。どんなに譲れない考えも、自分の観念でつくられた思考にすぎず、血肉にならなければ信念とは言えない。【ブランドメッセージ】思考の放棄なくして改革なし。

好きな人を自分の理想を実現する手段にしたら、自分と同じ目的を持った相手と出会うルールから言えば、当然、相手の理想を叶える手段にされるのは、自分自身です。正しいことを間違った動機でやると、やったことはザルにしかならないのです。手段の目的化に気づきにくいのは、無意識にしてるからです。